しゃみせんBOXの部屋



しゃみせんBOX(略称SHABO)は三味線の代わりになりますか?
SHABOは、三味線をひとりでも多くの人に、ひとときでも多くの時をともに過ごしてもらおうと、江戸時代からほぼ変わらない三味線の機能を最小限に抽出した楽器です。長きに渡り培われた三味線の伝統や風格には到底及びませんが、三味線を演奏する楽しみを気軽に味える新しいタイプの和楽器です。本物の三味線をはじめる前のお試しとして、また、三味線を演奏する楽しさや醍醐味を広げる楽器としてお楽しみいただけます。
三味線ビギナーは、どのSHABOを選べばいい?
軽くて扱いやすい点においては、どのSHABOもビギナーにとって最適です。あとは、目的や目標によって、また、ご検討されている予算に応じて、このページ下段の比較表を参考に選んでください。「しゃみせんBOX」が最もベーシックなタイプで、棹の長さや使用されている木材よって、タイプや価格が異なります。例えば、段ボール三味線は、価格を抑えたい方や、人前でインパクトのある演奏をされたい方や話題づくりに最適です。
三味線は持ってますが、さらにSHABOを買っていいことって、ある?
演奏のスキルは、少しでも長く楽器に触れることで上達します。お稽古時間を充分に確保できれば良いのですが、忙しい現代社会において、なかなか難しいのが現状です。SHABOは仕事から疲れて帰った夜でも、テレビを見ながら、食事やお酒を取りながら、また、寝る前のベッドの上でも、気軽に触れていただけます。バチ打ちや、左手の運指の練習にも効果的です。アウトドアはじめ様々なシーンで演奏できるメリットもあります。三味線をお持ちの方でも、充分にご活用いただける楽器です。
SHABOはバチを使って弾けますか?
バチをご使用いただけます。SHABOは通常の三味線にも採用されている人工皮を張っています。バチによって破れる心配はありません。段ボール三味線についても、バチをご使用いただけますが、こちらは叩くほど劣化の進行が早まります。ただし胴の取り替えが気軽にできますので、演奏に支障がでた際は張り替えBOXをご利用下さい。バチを使って、より三味線に近い音をお楽しみください。
長唄や端唄や民謡や津軽など、SHABOはジャンルによって違いますか?
SHABOは三味線の機能をミニマムに抽出したものです。よって、ジャンルによる区別はありません。逆にいうと、演者の使い方次第で、どのジャンルの三味線にもなり得ます。駒や糸、バチを変えたり、弾き方を工夫するなどして、表現したい音に近づける楽しみがあります。